販売スタッフ

VOL.020

2014.12.22(Mon)up!

イグレックプリュス 大丸神戸店 中村純平さん
新卒で飲食業界へ。居酒屋を展開する企業に4年半在籍し、エリア店長を務める。結婚を機に食品メーカーの営業に転職するも、約1年後の2013年9月、接客業の楽しさを忘れられず、イグレックグループに入社。前職での経験を生かして、接客販売だけでなく店舗管理や商品企画に携わっている。趣味は、子どもと遊ぶこと。休日は家族とゆっくり過ごす時間を大切に、大阪にある自店や他店の新商品チェックも欠かさない。

期待に応える 商品と接客を生み出す。

居酒屋で働いた経験から、飲食業の楽しさに魅了された中村さん。
一度は接客の仕事を離れるも、あることがきっかけで再び戻ってきた。
スイーツの街・神戸で、接客と店舗管理のやりがいを味わいながら奮闘している。
しごとを通して感じたコト、学んだコト、
いまだからわかるはたらく気持ちを伺った。

自信を持って勧められる 商品と店舗をつくる。

自分で考え工夫できる 接客販売のおもしろさ。

旧居留地のクラシカルな雰囲気漂う神戸・元町。ゆったりとした時間が流れる界隈は、スイーツ激戦区でもある。中村純平さんは、一度は接客の仕事を離れるも、あるきっかけから洋菓子店イグレックプリュスの大丸神戸店に店長として入社した。
「新卒で入った居酒屋で店長を務めていましたが、低価格化が進み、自信を持ってお客さまにお勧めできない自分がいました。結婚を機に、食品メーカーの営業に転職。そこでも『納得して商品を勧めたい』という思いがずっとあって。接客業に戻ろうかと求人紙を手にしたとき、イグレックプリュスの『自信を持って商品を勧めたい方を募集』という言葉が目に飛び込んできました。ここは商品が本当においしいですし、パンもスイーツも好きだったので、働けたら幸せだなと思って決めました」
 離れたことで改めて感じたという、接客業の魅力について聞いてみた。
「言葉にするのは難しいですが、飲食店は特に、『ありがとう』だけじゃなく『おいしかったよ』とお客さまの反応が直接返ってくることが楽しいし、やりがいだと思います。それは、居酒屋も洋菓子店も同じですね」
 前職の経験を生かし、新たなスタートを切った中村さん。店頭での接客販売をはじめ、商品の受発注、スタッフの管理、売上の管理、新商品の企画など、店長業務もフルにこなす。
「ここでは、一店長としての役割だけでなく、商品の企画や提案も求めてくれます。たくさんの仕事を任せてもらえる分、大変なこともありますが、与えられた商品を与えられた範囲で売るのではなく、自分で考えて工夫できるおもしろさがあります」

達成感を共有できる 職場をつくりたい。

バラエティ豊かな店舗と商品が一堂に会する百貨店の食品フロア。華やかな世界ならではの難しさもあるという。
「同じフロアで働く人は、仲間でありライバル。百貨店の限られたシェアの中でお客さまをつかんでいく難しさがあります。また、目の前にいる方だけじゃなく、フロアにいる全員が、百貨店で働く何千人の方がお客さまだと思っています。遠くからでも表情は見えるので、スタッフにも笑顔を忘れないように声をかけています」
 目の肥えた神戸の洋菓子ファンを満足させるお店は、自分1人でつくれないと話す中村さん。店舗スタッフの意見を取り入れ、広い視野で商品やお店づくりをしたいと目を輝かせる。
「ここでの経験はまだ浅いので、長年務めているスタッフの意見を参考にして吸収させてもらっています。お客さまは女性の方、主婦の方が多いので、女性の意見が大切です。僕のディスプレイをスタッフに直されることもあります(笑)。素直に、ありがたいですね」
 お客さまに興味を持っていただき、喜んで購入いただくために、スタッフが一丸となって考え、工夫を重ねている。そして、スタッフ1人ひとりのお店との関わり方にも、中村さんは思いを巡らせる。
「スタッフがお客さまのことを考えて、もっとお店をこうしたい、こんな商品を売りたいと思ってくれるような職場、お金を稼ぐためだけじゃなく、スタッフにとって生活の一部のようなお店にしたいんです。ここなら自分が言ったことや考えたことが、形にできます。スタッフにもそのやりがいを感じてほしいですね」
 そうして生まれた商品は、お客さまにも胸を張ってお勧めできるはず。中村さんがこだわる『自信を持って勧められる』商品とお店づくりは、もう始まっている。
「売上を上げることは、もちろん大切な目標。ですが、僕自身も成長したいですし、スタッフにもここで将来に役立つ何かを吸収してほしいですね。一緒に一所懸命仕事をして、達成感を分かち合いたいと思います」

しごとのツボ

Q. 仕事で大切にしていることは?
A.わずかな接客の間に、『この店で買って良かった』『また来たい』と思ってもらえるような第一印象。目の前にお客さまがいなくても、笑顔を大切にしている。
Q.この仕事の醍醐味は?
A.お客さまから『ありがとう』の言葉をいただけるだけでなく、『おいしかった』という感想が直接聞ける。常連さんは率直な意見をくれるのでありがたい。
Q.プロフェッショナルな技は?
A.明確なルールがある百貨店の接客に則ったうえで、場面やお客さまに合わせて声のトーンやスピードを変え、できる限り自分の言葉で伝える。
取材者からひと言
前職で鍛えられた対応力や観察眼を武器に、新天地で活躍する店長の中村さん。その人間力が、神戸発祥の人気洋菓子店が誇る商品力と合わされば、魅力的なお店ができるのも納得です。「自信を持って商品を勧めたい方」の一文に惹かれた中村さんに、働くことへの強い責任感を感じました。スタッフたちの頑張りを知れば、スイーツもさらに輝いて見えます。
会社プロフィール:有限会社イグレック・プリュス
2001年、神戸北野ホテルのパンやコンフィチュール、スイーツの製造販売部門を担う会社として誕生。イグレックプリュスブランドとしては、大阪と兵庫、東京・丸の内に計5店舗を展開している。

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取材・撮影日=2014年3月3日



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