ホール・キッチンスタッフ

VOL.021

2015.01.05(Mon)up!

ラーメン横綱 平野店 酒井奈優さん
トリマーの専門学校に通う1年生。小学生の頃、祖母の愛犬がモデル犬として現在通う専門学校に通っていたことがきっかけで、子どもの頃からトリマーになりたかったという。高校1年生の夏から、ラーメン横綱平野店でアルバイトをはじめる。平日は学校終わりに、土日は朝からフルで、多いときは週に5日シフトに入る。好きな作業は、鉄板チャーハンの盛り付け。休みの日は、バイト仲間や学校の友人と遊んだり、ショッピングをして楽しむ。

幅広いお客さまに 心を込めた一杯を届ける。

男性のイメージが強いラーメン店で、アルバイトとして働く酒井さん。
多数の女性スタッフとともに、ホールやキッチンで活躍している。
3年以上続いている理由は、最初に惹かれた時給の良さ以外にもあるという。
しごとを通して感じたコト、学んだコト、いまだからわかるはたらく気持ちを伺った。

1人でも多くの方の 「また来るよ」のために。

ラーメン店のバイトは やりがい満点。

スタッフの半数近くを女性が占めるラーメン横綱平野店。酒井奈優さんは、高校1年生の夏からアルバイトをはじめ、3年と少しになる。
「家族みんな、横綱好き(笑)。子どもの頃から食べに来ていたので、高校生になってアルバイトを探すとき、一番に思い浮かびました。家から近いし、時給の良さも魅力です」
一度はスタッフが足りていると断られたが、再チャレンジでつかみとった。以来、ずっと楽しく続けているという。
「最初は覚えることが多くてけっこう大変でした。私はホールに入ることが多いんですが、忙しいときにオーダーミスをしてしまったり、失敗もいっぱいしました。でも、やっぱり楽しいから、辞めようと思ったことはないですね。やりがいがあります」「やりがい」という言葉が、自然に口をついて出た酒井さん。ホールでの接客、キッチンでの調理補助、それぞれにやりがいを感じている。
「お客さまに、『おいしかったよ』『ありがとう』、常連さんなら顔を覚えてくださって『頑張ってね』と言われたときは、『ヨシッ』って思います(笑)。うれしいですね。キッチンの仕事も好きです。鉢に入った麺をほぐしたり、餃子を焼いたり、鉄板チャーハンを盛り付けたり。でき上がったお料理の写真を撮られるお客さまも多いので、見た目のクオリティーも大事にしています。すばやくキレイに完成させられたら、うれしいですね」
そんな酒井さんが働きはじめたとき、驚いたことがあるという。
「入ったときは、衛生管理の厳しさにビックリしました。食材ごとに細かく廃棄期限が決まっているので覚えるのは大変ですが(笑)、とてもきっちりした会社だと感じます。また、社員さんがアルバイトの勤務時間や休憩を常に気にかけてくれて、言葉づかいもみんな丁寧で、私の中のラーメン屋さんのイメージになかったので驚きました」

苦手だったご案内が 好きなポジションに。

学校と両立しながら、多いときは週に5日、ホールやキッチンでテキパキと動き回る。すっかり平野店の看板スタッフとなった酒井さんだが、接客の仕事を選んだ理由の1つには、人見知りを克服したいとの思いもあった。
「最初は接客がすごく恥ずかしくて、お客さまの前で笑うのも苦手だったんです。お店の入口でご案内するポジションが一番多くお客さまと接するんですが、逃げようとしていたくらい(笑)。ご案内は、順番を間違えたら大変なので、店内との連携も必要になる重要なポジションです。ご案内が上手なパートさんのマネをしたり、何度も入るうちに、今では好きなポジションになりました。『大丈夫、できる!』って、逆に多く入れられたからかもしれません(笑)。アルバイトをはじめてから、言葉づかいやお客さまに対する姿勢が身についたと思います」
アルバイトを通して成長していると話す酒井さんは、失敗してしまっても笑顔で働くために、自分なりの仕事の仕方を実践している。
「ミスをしてしまったときは、シフトの時間内で何かやり遂げる目標を決めます。次の時間帯に入るメンバーに仕事を残さないように片付けや補充を終わらせるなど、次の人がマイナスじゃなくプラスではじめられるようにすると、私自身も前向きに仕事を終えられるんです」
 最後に、酒井さんのこれからの目標を聞かせてもらった。
「できるだけ多くのお客さまに、気持ち良く帰ってもらうことです。来てもらったからには、もう一回来たいと思ってもらいたいので、オーダーを取るときは笑顔で、新しいメニューについてもちゃんと答えたいですね」

お役立ちツール

「スタッフみんな腰に付けているポシェットです。中には、机用と椅子用のダスター、補充用のペーパーなどを入れています。あと、ボールペンも欠かせませんね。キッチンで食材の期限を記入したりするので、湿気と油に強いペンをみんなで教え合ったりしています(笑)」

取材者からひと言
人見知りだったというのが嘘のような人懐っこい笑顔が印象的な酒井さん。ラーメン横綱で働いてから、言葉づかいやさまざまな場面での対応の仕方が身についたとか。“ラーメンは男性のもの”“飲食バイトは体力勝負”なんて話は、もう昔。学生や主婦など、たくさんの女性スタッフもイキイキと活躍するラーメン横綱へ、一度足を運んでみてください。
会社プロフィール:株式会社横綱
昭和47年、京都で屋台のラーメン店としてスタート。現在、本社を構える京都を中心に「ラーメン横綱」を関西・東海・関東へも展開し、30の直営店で昔ながらの味を守り続けている。 http://www.4527.com

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取材・撮影日=2014年12月11日



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