店舗スタッフ

VOL.027

2015.04.13(Mon)up!

スシロー加茂店 西河柊さん
大学1年生のとき身近な飲食の仕事に興味を持ち、スシロー加茂店でアルバイトをはじめる。基本はキッチンでお寿司や揚げ物をつくる担当。ホールへもたまに出て、接客やお会計をする。3月でアルバイトを卒業し、2015年4月には株式会社あきんどスシローへの入社が決まっている。趣味は、学生時代から続けているハンドボール。休みの日も身体を動かさずにはいられないとか。子どもの頃になりたかった職業は、先生。

見た目もおいしいお寿司を提供する。

大手回転すしチェーンのキッチンで、大学4年間アルバイトを続けた西河さん。
身体を動かしておいしいお寿司を届けること、先輩から受け継いだお店の良さを後輩たちへ伝えること。
日々楽しく取り組んだ仕事からの卒業が近づいている。
しごとを通して感じたコト、学んだコト、いまだからわかるはたらく気持ちを伺った。

食べたくなる一皿をキッチンから届けたい。

チームワークで「おいしい」を提供。

連日たくさんの人でにぎわう回転すしのスシロー。キッチンでの寿司づくりを中心に、接客やお会計にと活躍する西河柊さんは、加茂店でアルバイトをはじめた頃、その仕事の幅広さに驚いたという。
「シャリの形までは機械から出てきて、それをお皿にとってネタをのせて流します。簡単そうですけど、流れているレーンを見ながらの作業なので、実際は難しいですね。空になったオーダーカップを取ったり、サンプルという品名が書いてある札を回収して、またその商品をつくって流したり、注文にも対応します。ずっと下を見てお寿司をつくるのではなく、広い視野で全体を見なくてはいけません。予想以上のハードさに、普通に運動したぐらい身体を使ったなぁという日もあります」
忙しいときは、30組を超える待ちが出る。そんな人気店だからこそ、感じられるやりがいも大きい。
「チームワークが大事なんです。握りでも1人が全部するわけじゃなく、炙りもの担当とか、ワサビ抜き担当とかがあるので、『○○君、これ頼むわ!』って声をかけ合って。高校時代からチーム競技をしているので、それと似た部分があります。お互いがかみ合って仕事がいい感じに流れているとき、やりがいを感じますね」
キッチンもホールもテキパキとこなす西河さんだが、唯一少し苦手なことがある。
「軍艦です。具を入れていく細かい作業が苦手で…。でき上がりがきれいじゃないと自分でも思ってしまうので。見た目もきれいなお寿司を提供することは、すごく心がけています。シャリに対してネタが真っ直ぐになっているか、倒れないか、1つのお寿司がクレームにつながりますし、僕がキッチンにいたらホールの子がそのクレームを受けるので。スピード勝負の中でも、『早くて汚いお寿司より、少し遅くてもきれいなお寿司のほうが食べたい』ってみんな言っています。僕もお客だったらそう思うので、ほかのレーンを流れるお寿司も見てチェックします」

後輩たちに伝えたい飲食業の楽しさ。

求人誌で目に留まり、何気なくはじめたアルバイトも、もう4年。大学生活の3分の1を過ごしたと胸を張る加茂店は、西河さんにとってかけがえのない場所だ。
「自宅からお店まで約1時間かかるんですが、居心地がよくて、もう変える気にならず(笑)。ほかのバイトもかじったんですけど、やっぱりここに戻ってきています。先輩・後輩みんな仲よくて、パートさんも自分の息子みたいに接してくれて。先輩たちに『人間関係がいいから、ここでバイトしたら辞められへんで』って言われていて、気づいたら僕もそうやって言う側になりました(笑)」
仕事に慣れ、モチベーションが下がりそうになった時期も、支えてくれたのは職場環境の良さだった。
「俺がスシローのために頑張らなあかんみたいな時期があって、それを乗り越えるのが大変でした。でもやっぱり学年が上がって先輩が辞めて後輩が入ると、責任も感じてきて。自分が教えることで、その子の今後のバイト生活が変わってきますし、お店も僕たちがいなくなったら後輩たちが引っ張っていくので、指導にも力が入ります。いいなと思う先輩の教え方を見て自分なりの正解を見つけてきたので、そうして後輩にも伝えていきたいな、と」
そしてこの春、自らもアルバイトを卒業し、株式会社あきんどスシローの社員として新しいスタートを切る。これからの目標を教えてもらった。
「まずは、店長とか上の役職を目指したいです。あとは、たくさんのことを経験して視野を広げていきたいですね。ほんとに環境が良くて、ハードですけどやりがいがあります。自分の中の飲食業の印象が変わると思うので、ぜひやってみてください!」

お役立ちツール

「お皿の数をひと目見て数えられるサシと、そのバーコードを読み取るハンディという機械、お会計に欠かせないセットです。主にホールに入るスタッフが使うので、レジ付近に置いてあります。このサシは、『お会計君』という名前です。って、僕も今日初めて正式な名前を知りました(笑)」

取材者からひと言
東大阪の大学と宝塚方面の自宅、そして川西にある店舗と、移動距離をものともせず、泳ぎ続けるマグロのような充実の4年間を送ってきた西河さん。飲食業のおもしろさを実感した企業ではじまる新生活への期待も、ハキハキと話してくれました。頼もしい西河さんの姿に、人気店を支える仕事で得た大切な仲間の存在と自身の大きな成長を感じました。
会社プロフィール:株式会社あきんどスシロー
1984年、大阪府豊中市に回転寿司1号店を開店。一皿100円の低価格で新鮮な寿司が味わえる回転すしチェーンを、全国に393店舗展開。世界初の回転すし総合管理システムを導入するなど業界をけん引し、2011年には業界売上No.1を達成。
http://www.akindo-sushiro.co.jp

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取材・撮影日=2015年3月11日



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