ホールサービス

VOL.045

2015.11.23(Mon)up!

ソッシュ ザ マーケット バール 小池 亜里香さん
2013年4月より、株式会社リ・ライフが運営するソッシュ ザ マーケット バールのオープニングスタッフとして、アルバイトをはじめる。
職場ではホールサービスを担当しており、接客や料理の提供、片付け、ドリンクづくりなど幅広い業務を行う。大学で建築を学ぶ3回生で、現在は課題に追われる日々。
休日になれば、趣味の建築めぐりと食べ歩きを楽しむ。
子どもの頃になりたかった職業は、お医者さん。

笑顔と気づきで、お客様の心をつかむ。

「NYにある市場の中の食堂」がコンセプトの
ソッシュ ザ マーケット バール。
産地直送の食材と豊富な種類のワインが魅力だ。
そんなレストランバーのオープニングスタッフとして、
大学入学とほぼ同時にアルバイトをはじめた小池さん。
しごとを通して感じたコト、学んだコト、
いまだからわかるはたらく気持ちを伺った。

お客様を笑顔にする接客を目指して。

自身の成長を感じた両親からのひと言。

グランフロント大阪南館1階にあるソッシュ ザ マーケット バール。スタッフが各々の個性を発揮して、 たくさんのお客様を楽しませている。
そんなお店のオープニングスタッフとして、2013年4月に入社した
小池亜里香さん。
「初バイトなので、ちゃんと働けるか心配でした。それに大学に入学したばかりだったから、仕事のことも学校のこともイチからのスタートでした」
最初は季節ごとに変わる豊富な食材の名前とその産地を暗記するのが難しかったという。少しでも早く覚えるため、 彼女はあるシンプルな方法を実践した。
「お客様へ料理を提供する際に、 必ずぜんぶの食材の産地を説明するようにしたんです。そうしたら、地方から来られたお客様に『その産地、近所だ』と感動されたこともありました」
ちょっとした工夫が、思わぬかたちでお客様の感動を生む。それは、努力家の小池さんだからできたことだ。その姿勢で、接客も学んでいった。
「はじめはうまく料理を運ばなきゃ。
水を継ぎ足さなきゃ。 と、あせってばかりで。早く成長したくて、先輩たちにダメなところがあれば、どんどん言ってくださいって頼んで、足りないところを指摘してもらいました」
それに先輩の働く姿を観察して、良い部分を自分の中に取りいれることも心がけた。
「仕事の早さや効率的な作業の仕方など、良いと感じる部分を真似するようにしています。とにかく行動あるのみで突き進んでいったのですが、周りがあたたかくサポートしてくれたので少しずつできることが増えました」
一人前のホールサービスになるためにがんばる小池さん。そんな彼女の姿を、両親も見守っている。
「父はいつも寡黙なんですけど、私が働きだしてから『仕事が早く終わるからソッシュ行こうかな』って言うようになって。最近も、両親がお店に食べに来てくれました。私が働いているところをずっと見ていたみたいで『昔より、ちゃんと働けてるやん』と言われたんです。なんだか照れくさかったですけど、おかげで成長を実感できました」

お客様の笑顔を生む、おもてなしを考える。

「このお店には接客のマニュアルがなく、自分で考えてお客様と向き合えるところが面白いですね」
そう明るく話す小池さん。初勤務から3年目を迎えて業務にも慣れ、より接客に目を向けられるようになった。
「例えば、常連の方に対する対応。お客様のプライベートにむやみに立ち入らないようにして、いつでも気分良く食事を楽しんでもらえるように気をつけています」
接客のプロとしての自覚も徐々に芽生えてきて、現在はおもてなしをテーマにお客様に感動を提供するには、どうすればいいか考えているという。
「お客様がお箸を落とされた時や寒そうにしている時に、お声かけをいただく前に、新しいお箸やブランケットを差し出すように心がけています。そうすると、本当に感謝していただけるんです。また注文を迷われている方がいらっしゃれば、お話を聞いてお勧めの料理をお伝えしています」
[気づき]を意識することで、より多くのお客様の笑顔を生んでいる。
彼女のひたむきな努力は、それだけにとどまらない。
「お客様の性別や年代が違えば、 お勧めのメニューも接し方も変わります。そのため料理や食材、ワインの知識をたえず勉強しています。誰に、なにを、どうすれば感動していただけるかを考えながら接客するようになり、仕事が今まで以上に楽しくなりました」
何ごとも一生けんめいに取り組む 小池さんに、今後の目標を伺った。
「はじめて来られたお客様が、また来てくださると嬉しいので、すべての方がお店のことを好きになってもらえるようにがんばります。接客に磨きをかけて、もっとお客様を笑顔にできる人になりたいですね」

お役立ちツール

お客様へワインを提供する時に欠かせない、ワインオープナーとトーション。ワインオープナーについているソムリエナイフでキャップシールを切り取る作業が、意外に難しく、小池さんも働き始めた当初は苦労したそうだ。今ではすっかり慣れて、ご両親にもその技を披露しているとのこと。

取材者からひと言
「外食の時に仕事で覚えた珍しい野菜などに出会うと、嬉しい気持ちになります」という小池さん。おかげで趣味の食べ歩きが、今まで以上に楽しくなったと嬉しそうに話してくれました。「アルバイト」は、お財布だけでなく、その人の人生も豊かにしてくれる。あらためて、そう感じた取材でした。
会社プロフィール:株式会社リ・ライフ
昭和54年に設立。「お客様の喜ぶ笑顔が見たい」をモットーに、中国料理・イタリア料理をベースとした飲食店、BAR&ライブハウス、フラワーショップ、カルチャー教室など様々な事業を豊中市・大阪市などに展開している。http://www.re-life.jp/

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取材・撮影日=2015年10月26日



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