ホールスタッフ

VOL.050

2016.02.15(Mon)up!

中国料理 龍鱗 RYURIN 扇澤綾香さん
京都出身で、滋賀県の大学に通う20歳。2014年11月より、中国料理店「龍鱗」で、アルバイトを始める。ホール業務を中心に担当し、現在は後輩スタッフの指導も担当。大学は経済学部で、ファイナンスを中心に勉強中。大学ではボランティアサークルに所属し、もっぱらの楽しみは、サークルの合宿旅行だとか。昨年は、東京をはじめ、金沢や福井、城崎や下呂を訪れた。子どもの頃になりたかった夢は、幼稚園の先生。

絶品の中国料理を、明るい笑顔で届ける。

扇澤さんは、滋賀県の大学に通い、学業と両立しながらイキイキと働く大学2年生。
彼女が選んだ職場は、地元の方から観光客まで、幅広いお客様に愛される中国料理店だ。
ホールや接客業務を中心に、さまざまな仕事を通して、接客スキルを磨いている。
しごとを通して感じたコト、学んだコト、いまだからわかるはたらく気持ちを伺った。

チームワークを大切に、理想のサービスを。

大事なのは、現場での積み重ね。

大学1年生の11月、中国料理店「龍鱗」でアルバイトを始めた扇澤綾香さん。JR彦根駅からほど近く、彦根城を訪れる観光客の利用も多い、人気の中国料理店だ。
「サークルの先輩に、アルバイト先を相談すると、『料理が美味しいお店なら、まかないも間違いないで!』とアドバイスしてもらって。一人暮らしを始めたので、食事付きは、とっても大きなポイント。すぐに応募しました(笑)」
最も難しいホール業務は、デシャップと呼ばれる役割だという。
「ホールの業務は、(D)デシャップ、(A)アフター、(F)ファースト、(TP)トップ、(4)4階の宴会場にわかれていて。デシャップは、いわば、厨房とホールスタッフ、ホールスタッフとお客様をつなぐ、ホールのリーダー的存在です。厨房からの料理をホールのスタッフへ渡すとき、デシャップが的確に指示を出します。インカムで、ホールスタッフからコース料理の注文が入れば、すぐに厨房に伝えるのも役目です」
7カ月が経ち、初めてデシャップを任命された扇澤さん。よりよいサービス提供のために、現場での積み重ねと、チームワークを意識するようになったという。
「ものすごく手際がいい先輩がいるんです。厨房から距離が近いテーブルは自分が率先して担当し、離れたテーブルや円卓は、別のスタッフに任せていて。お客様の食事のスピードや卓上の状況を見ながら、料理の提供スピードも調整していると気が付きました」
右から左へ料理を流すだけではなく、ちょっとの機転が、理想のサービスを生むことを学ぶ。
「先輩を手本に続けていくうちに、テキパキとできるようになりました。今は、現場で学んだことを、わかりやすく後輩へ伝えられるようになるのが目標です」

かけがえのない仲間と新しい自分を発見。

入社して4カ月が経った頃、扇澤さんは、思わぬ大失敗をしたそうだ。
「営業中に、間違えて電気を消してしまい、お店が真っ暗になりました。店長や料理長からも叱られて。しかも、英語しか話せない観光客の方もいらっしゃって、別のスタッフがフォローして助けてくれました」
失敗したことで、仲間の大切さを実感した扇澤さん。今ではまわりのスタッフと仲良く会話している彼女だが、意外にも人見知りをする性格。最初は職場に馴染めなかったという。
「半年以上経っても、仕事の話題以外で、職場の方と会話することはなかったですね。先輩から『ゴハンに行こうよ』や『飲み会においでよ』といったお誘いがあっても、一歩踏み出せず、すべて断っていました」
そんな彼女の気持ちをほぐしたのは、8月に開催された飲み会だ。
「なかなか心をひらかない私のことを心配して、先輩が熱心に誘ってくれて。勢いに負けて、初めて参加しました。それがすごく楽しくて、一気にみんなと打ち解けました」
そんな先輩は、大学4年生になり、もうすぐ、龍鱗も卒業する。その感謝の気持ちをみんなで伝えたいと、明るい笑顔で話す。
「今では先輩にすごく感謝しています。私が率先して、サプライズで色々と企画中です。送別会に向けて色紙を書いてもらったり、会場を考えたり。働き始めた頃は、まさか、自分が中心になってイベントを考えるなんて想像もできなかったですね。今までの感謝の気持ちが伝わるような会にできたらいいなぁと思います」
最後に、大学3年生になる扇澤さんに、就活への意気込みを聞くと、にこやかに語ってくれた。
「ここで働いて、ステキな仲間と出会い、私は人と接するのが好きなんだと発見することができました。将来は営業の仕事など、コミュニケーション力が発揮できる仕事に就きたいですね」

お役立ちツール

「お客様から注文をお伺いするのに使うハンディ、スタッフ同士の連携に欠かせないインカムは、ホール業務の必須アイテムです。社員の方からいただくサンクスカードには、嬉しいメッセージがいっぱい。今はカードがウェブ化されて、スマホでもチェックが可能。モチベーションアップに欠かせません♪」

取材者からひと言
「元々、人見知りする性格でしたが、ここで働いて、人と接するのが好きになりました」と笑顔で話してくれた扇澤さん。「将来は、コミュニケーション力が発揮できる仕事に就きたいです。就活では、色んな業界のインターンシップに積極的に参加したいですね」と語る彼女。アルバイトの経験が、未来の自分を見つけるきっかけになっているんだと実感しました。
会社プロフィール:石原産業株式会社
昭和33年設立。滋賀県彦根市に本社があり、滋賀県を中心に「中国料理 龍鱗」「炭火焼肉 牛角」「釜飯と串焼 とりでん」「どんべぇ」「いちばん珈琲」「BABY FACE PLANET'S」など、11店舗の飲食店を展開している。http://1ban-grp.com/

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取材・撮影日=2016年1月14日



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