アトラクションスタッフ

VOL.056

2016.04.18(Mon)up!

レゴランド®・ディスカバリー・センター大阪  渡邉 陸さん
学校で舞台音響を学ぶ大学3回生。2015年5月より、マーリン・エンターテイメンツ・ジャパン株式会社が運営するレゴランド®・ディスカバリー・センター大阪にアルバイトとして入社。アトラクションスタッフとして子どもたちが安全に楽しく遊び回れるように見守り、時には一緒になってレゴ®ブロックで遊ぶ。休日はお気に入りのレゴブロックを組み立てたり、映画を鑑賞して過ごす。子どもの頃になりたかった職業は、コックさん。

何度も組み立てる、お客様との楽しい時間。

「小さい時にあればよかったのに」レゴランド®・ディスカバリー・センター大阪が
オープンすることを知り、渡邉さんが真っ先に思い浮かべたのは、その言葉だった。
物心ついた時から愛してやまない「レゴ®ブロックの国」のスタッフになった彼が
しごとを通して感じたコト、学んだコト、いまだからわかるはたらく気持ちを伺った。

1人のレゴ ファンから魅力発信の担い手へ。

何よりも待ち望んだ夢のテーマパーク。

レゴランド®・ディスカバリー・センター大阪は、入場すると誰もがレゴ®ブロックの魔法にかけられる。入口をくぐると、まず宇宙船の操縦席のようなアトラクションによる工場見学から始まる。見学を終え扉が開かれると、目の前にカラフルでポップなレゴブロックの世界が。そんな世界中に愛されるテーマパークの誕生に歓喜したのが今回の主役、渡邉さんだ。
「実は大阪にレゴランド・ディスカバリー・センターがオープンした時に、すぐに遊びに行ったんです。でも入口で家族連れでないと入場できないとわかり、そのまま帰ったことがあります(笑) 『大人のレゴ®ナイト』という大人だけで入れるイベントがありますが、その時は知らなくて」
好きが高じて始めたアルバイト。働いて、レゴブロックの魅力がさらにわかったと熱弁する。
「子どもたち(以下ゲスト)がレゴブロックで遊ぶと、同じパーツを使ってもでき上がりは百人百様。また国によっても違いがあり、例えばイギリス人のゲストが家をつくると、窓が細長かったり、玄関を開けてすぐに階段があるなど、その国の文化が見えてくるのも楽しいです」
レゴブロックの話をすると止まらなくなる彼。スタッフの個性を大切にしてくれる職場環境もお気に入りだ。
「ここではアトラクション運営を担当する時間と、自由に行動できる時間があり、自由時間はゲストといっぱいふれあっています。一緒にレゴブロックで遊ぶ時も、特に決まりがありません。車や家のカタチもスタッフの個性が出るから、年間パスポートをお持ちのゲストに、お目当てのスタッフがいるか、尋ねられることもあるんです」
ゲストと遊ぶ時には、こだわりがひとつある。
「すべて教えず、ゲストに考えてもらうことを意識しています。例えば車の車輪に不要なブロックをつけてしまい動かない場合も、どうすれば動くようになるのか、一緒にバラして作り直すことで原因を発見してもらえるように導きます。そんな遊び方ができるのも、レゴブロックならではですね」

「自分が楽しい」から、「みんなで楽しい」へ。

働くようになり、渡邉さんの中でレゴ®ブロックへの見方が変わったそうだ。
「今までレゴブロックは自分が楽しむものでしたが、働いたことで、みんなで楽しむものへと変化しました。僕のネームプレートについているミニフィグ(小さな人形)のひとつは、実は20年以上前の年代もの。ゲストが交換してくれた人形で、ご両親からゆずり受けたものだそうです。その時に、レゴブロックは世代を超えて、本当にたくさんの方たちに愛されているのだと実感しました」
ゲストと一緒に、もっとレゴブロックを楽しむにはどうすればいいか。それが今の課題だとまっすぐな目で語る。
「まったくの初心者でも無理なく達成感を味わえる、簡単で、見栄えのいいもの。それを作るにはどうすればいいのか、職場ではもちろん、自宅でも楽しみながらアイデアを練っています。このパーツをつけたらかっこいい車ができるかも、なんて考えているとついつい夢中になっちゃいますね」
しごとに対して、とても積極的な渡邉さん。でも働く前は、意外にも奥手だったそうだ。
「ここは施設内を自由に移動できるし、複数のアトラクションの運営も任せてもらえるなど、自分のやりたいことをいろいろと試せるんです。そんな環境に身を置くうちに、どんどん気持ちも前向きになりました」
そんな彼は、いま就職活動の真っただ中。将来の夢は?
「様々な可能性を模索していますが、ここで働いたことで人に喜ばれるしごとに就きたいという想いが固まりました。将来は、エンターテイメントに関わるものに携わりたいですね」

お役立ちツール

レゴ®ブロックでできたネームプレートは、スタッフが自由にカスタマイズできます。渡邉さんは、SFやアクションなど好きな映画をテーマにして定期的に変更しているそうです。またミニフィグと呼ばれる小さな人形は、お客様と交換可能。写真右端のミニフィグは、20年ほど前の年代ものなんだそうです。

取材者からひと言
「兄の影響で、子どもの時から大好きでした」と話す渡邉さん。レゴ®ブロックの話をイキイキした表情でされるので、こちらまで笑顔になっていました。実際に子どもたちと遊んでいる時も、その楽しそうな雰囲気に誘われ、ご両親も混ざってくるとのこと。本当に好きなものに関わると、人を惹きつける魅力が引き出されるのかなと感じる取材でした。
会社プロフィール:マーリン・エンターテイメンツ・ジャパン株式会社
2011年設立。英国に本社を置く世界最大級の家族向けエンターテイメント企業「マーリン・エンターテイメンツ」の日本法人で、「レゴランド®・ディスカバリー・センター」「マダム・タッソー」といったアトラクションの企画や運営を手掛ける。

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取材・撮影日=2016年3月17日



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