フロアスタッフ

VOL.062

2016.08.01(Mon)up!

オービィ大阪 エキシビション 柴田美波さん
学業も仕事も一生懸命な大学3年生。2015年12月より、FWIホスピタリティ株式会社が運営するオービィ大阪にアルバイトとして入社する。フロアスタッフとしてお客様が安全に施設を楽しめるように見守り、時にはコンテンツの前説で笑いを取ることも。趣味は大学の部活でもあるウィンドサーフィンで、週末は甲子園浜で爽やかに汗を流す。仲間とともに、グアム旅行も計画中! 子どもの頃になりたかった職業は、バレリーナ。

体感型ミュージアムで、自分らしい接客を追求。

「お客様を笑顔にする仕事がしたい」その想いから柴田さんが選んだのは、自然について
遊んで学べるエンタテインメント施設で働くことだった。持ち前のサービス精神と
努力家の性格を発揮して、多くのお客様へ驚きの体験を提供し続ける柴田さんに
しごとを通して感じたコト、学んだコト、いまだからわかるはたらく気持ちを伺った。

まっすぐ、真剣に、「好き」に打ち込む。

楽しむお客様の姿が、働くエネルギーに!

『オービィ』は、革新的な技術とアイデアを持つセガサミーグループと、自然ドキュメンタリーの制作ノウハウを豊富に持つBBC(英国放送協会)が、共同で手掛ける大自然をテーマにした体感型ミュージアム。その施設が大阪にオープンすることを求人広告で知り、柴田さんは飛びついた。
「エンタテインメント施設で働きたいと考えていた時に、自宅の近くにできると知って、これなら学業とも両立できるとすぐに応募しました」
施設のコンテンツ運営に携わるエキシビションと呼ばれる部署に配属された彼女。マニュアルの中身の濃さに驚いたようだ。
「当施設にはコンテンツごとに運用マニュアルがあり、その内容を把握した上で試験に合格しないとコンテンツの運営に関われません。今も全コンテンツを運営できるように勉強しています」
最初に担当したのは、温度差の激しいケニア山の山頂を疑似体験できる「マウントケニア」というコンテンツ。
「10度からマイナス20度まで温度が変化するので、安全管理が厳しく設定されていて覚えることも多かったですね。でも、マウントケニアは子どもたちに大人気! 『冷たいー』ってワイワイ楽しんでいる姿を見ると、こちらまで笑顔になります」
お客様のリアクションを間近で見られる、4Dシアター「マウンテンゴリラ」の前説もお気に入りの仕事だ。
「映像をご覧いただく前にお客様へ注意事項やゴリラの豆知識を説明するんですが、その中でユーモアたっぷりのクイズを出します。笑っていただけるか、いつもドキドキです」
決まった文言を話すのだが、なかなか奥が深いようだ。
「笑いを多く取っている仲間を見ていると、話し方が全然違うんです。みんなのやり方を見ながら、元気の良さや言葉の抑揚を工夫しています。うまくいくと、拍手をいただけることも。よっしゃっ! て、思いますね(笑)」

手探りの中で見つけたより笑顔を生むコツ。

お客様が喜ぶ姿を見るのが、一番好きだと話す柴田さん。
「まず自分自身が楽しめば、その感情がお客様に伝播すると思うんです。だから、どんな時もお客様と笑顔で接しています」
お客様も自分も笑顔になる接客。そんな彼女を一回り成長させる出来事が入社3ヵ月目に起きた。それは、空撮映像を湾曲したスクリーンに投影し、仮装飛行体験ができる「アースクルージング」というコンテンツの運営に携わっていた時だった。
「映像に合わせて私たちが説明をするんですが、ある時見終わったお客様から『何を言っているのか全然わからへんかった』と厳しいお言葉を頂戴したんです。すごくショックでしたし、申し訳ない気持ちでいっぱいでした」
しかし持ち前の芯の強さを発揮し、落ち込むことなく、すぐに前を向く。
「どうすればよかったんだろうと考え、滑舌から話すスピード、言葉の強弱、マイクの使い方にいたるまで見直し、何度も出勤前に練習しました」
聞きやすさを徹底するだけでなく、そこに自分の考えも取り入れた。
「基本は航空会社のCAのように落ち着いた話し方をするのですが、お客様の気分を盛り上げるように元気さを意識した話し方に変えてみました」
試行錯誤の末、自分らしい話し方を見つけた。その結果は?
「ある日、アースクルージングの映像が終わった後、お客様から『楽しかったよ』とおっしゃっていただけたんです! 努力してよかったと思えた瞬間でした」
だが柴田さんは、まだまだ自分の接客に満足していない。
「喜んでいただける方法が、もっとあると感じています。だから、今まで以上に頑張りたいです。好きなことだから、つきつめていった方が楽しくなると思うんですよね」

お役立ちツール

帽子の横についている施設のバッジの位置とバンダナの結び方は、スタッフの自由。さりげない部分で、みんな個性を出しています。また時計は、学内のウィンドサーフィンの大会で得た賞品! 思い入れのある時計を身に付けてテンションを上げながら、コンテンツの上映時間などを確認しています。

取材者からひと言
「実は動物や自然についてあまり興味がなかったんですけど、働いて知識が身に付いたことで面白くなってきました。例えばゴリラって凶暴な印象がありますが、実は争いが嫌いな優しい動物なんです。それを知って、好きになりました」と話す柴田さん。アルバイトは収入を得るだけでなく、自分の興味を広げるきっかけにもなると感じた取材でした。
会社プロフィール:FWIホスピタリティ株式会社
2015年設立。フェリスウィールインベストメント株式会社の100%子会社。自然体感型ミュージアム「オービィ大阪」や日本トップ級の高さを誇る観覧車「REDHORSE OSAKA WHEEL(レッドホースオオサカホイール)」の開発・運営を手掛ける。  http://orbiosaka.com/

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取材・撮影日=2016年7月4日



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