レストランサービススタッフ

VOL.064

2016.08.29(Mon)up!

ホテルブライトンシティ京都山科  営業 サービス課 杉本愛さん
高校生の冬、配膳会社の紹介で働き始めたのが、ホテルブライトンシティ京都山科。大学卒業後、同じ会社が運営する京都ブライトンホテルに勤務する。子育てを機に一時は退職するも、2016年5月、高校時代の職場に復帰を果たす。現在、3歳になる子どもを育てながら、仕事と家庭を両立してイキイキとした毎日を過ごしている。マイブームは、自然食やオーガニックなど身体に良いものを探求すること。子どもの頃になりたかった夢は、グランドスタッフ。

家族のような仲間とあたたかいおもてなしを。

高校生の頃、ホテルブライトンシティ京都山科でアルバイトを始めた杉本愛さん。
大学卒業後、子育てを機に退職するまでホテルの仕事を続けてきた。
2016年の5月、かつて働いていた職場にカムバック。家庭と両立して働く彼女に
しごとを通して感じたコト、学んだコト、いまだからわかるはたらく気持ちを伺った。

人間関係の良さが、おもてなしを支える。

バイトデビューは、高校3年生の冬。

ホテルブライトンシティ京都山科で働く杉本愛さん。彼女が初めて今の職場に出会ったのは、高校3年生の冬まで、さかのぼることになる。
「進学先が決まっていて、何かアルバイトをしたいと思い、幼なじみの友達が働いていることもあったので、私もやってみようかなと思いました。でも最初は緊張してガチガチでした(笑)。同世代の仲間がいるのが心強かった!」
社会人となり、一時は就職先に悩んだという杉本さん。最終的に選んだのは、やっぱり、同系列のホテルの仕事だ。
「ホテルの接客を通して、言葉遣いやマナーにさらに磨きがかかって、自分の成長を実感。最初は宴会のセクションで働いて、仲間と力を合わせてやり遂げる達成感も味わえました。会場のスタンバイでは、チームワークが不可欠なんですよね。慣れ親しんだ職場の居心地の良さにハマったのも理由のひとつです(笑)」
高校生から主婦になった今、同じ職場に復帰した杉本さん。彼女の高校時代のことをよく知る先輩も多い。ここで働く魅力を教えてもらった。
「何より職場の雰囲気が最高! まるで、家族のようなあたたかさだと思います。例えば、成人式の時には、自分の振袖姿を職場まで見せに来る学生のスタッフが多いんです。実は、私も見せにきた1人です(笑)。毎年、スタッフの門出をみんなで祝うのが恒例になっています。スタッフの成長を肌で感じると、ぐっと喜びがこみ上げてきます!」
そんな職場に、8年ぶりに戻ってきた彼女。その感想は?
「もちろん、ブランク明けの不安はありました。先輩からは完全復活するまでに3日ぐらいやろ! と言われましたけどね(笑)。実際は勘を取り戻すまでに少し時間がかかりました。無事に復帰できたのは、職場の雰囲気が家族のようだからだと改めて思いましたね」

復帰して再発見する、この仕事の奥深さ。

杉本さんは、ブランクを明けて復帰したからこそ、改めて接客の醍醐味を実感したそうだ。そのエピソードとは?
「あるご夫婦のお客様が、ランチタイムに来られて。オーダーの際、その奥様が『ねぇ、何かおススメないかしら?』と。私が実際に食べて美味しいと思ったものを勧めようと思い、プレミアムメニューの鴨のローストをご提案しました。すると、お客様に『すごく美味しいわ♪』と喜んでいただいて。やっぱり、接客って面白いと思いました」
順調に職場復帰を果たしたように思えるが、仕事へのストイックさゆえ、ある課題に彼女は気が付いたという。
「現在、朝食とランチタイムを中心に働いています。働ける時間帯が限られていて、ディナーに関する問い合わせに対応ができないし、仕事全体を把握することができないなと。サービスの品質を維持するためには、目の前の仕事だけじゃダメなんです」
限られた時間の中で、彼女は、その課題をどうやって解決したのだろうか?
「お客様からいただくディナーに関する問い合わせを、夜のシフトに入っているスタッフにアドバイスしてもらい、どんな仕事をしているかを細かく教えてもらいました。おかげで、以前より対応できるようになりましたし、自分の仕事が、全体ではどんな役割を果たしているか理解できるようになりました」
人間関係の良さが、彼女のおもてなしを支えていることが伺える。
「スタッフ同士で、食事会を開催することもありますし、結婚後、子どもを連れてくるスタッフが多いです。子育てママのスタッフが集い、ランチ会をすることも。その時に食べた感想を接客のトークに取り入れることもありますね。ここは家庭と両立しながら長く続けられる。今の職場に巡り合えて本当によかったと思います!」

お役立ちツール

「常に時間を把握するために必要な腕時計、スタッフとの連携に使うトランシーバー、オーダーを取るスマートフォンのハンディ、アルコール類のサーブに使用する栓抜きが必須アイテム。トランシーバーでは、お客様の来店やお好みを厨房スタッフとシェア。これからも最高のサービスを仲間と届けたいです!」

取材者からひと言
高校生の時にホテルで働き始め、3歳のお子さんがいる今、復帰場所として同じ職場をチョイスした杉本さん。「みんな家族みたいにあたたかくて、絆があります。おかげで、不安を乗り越え、安心して復帰できました!」とのこと。1つの仕事、1つの職場で長く続けることの素晴らしさを実感できました。かけがえのない仲間との出会いこそ、働くことで得られる一番の宝物です。
会社プロフィール:京都ブライトンホテル株式会社
京都市に本社を置き、お客様の心に残るおもてなしをモットーにホテル・レストラン・宴会場のサービスを提供。現在、京都ブライトンホテル、ホテルブライトンシティ京都山科、ホテルブライトンシティ大阪北浜などを展開中。http://www.brightonhotels.co.jp/kyoto/

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取材・撮影日=2016年7月15日



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